子どもたちが母親をいちぼん必要としている時に、見捨てるような残酷なまねはできません。
[No.54 かあさん]
母マルゲリータの言葉「ドン・ボスコ自叙伝」22頁
夫を病気で失い、子どもたちを抱えて日々の暮らしに苦労していた母マルゲリータに、よい再婚話がきました。でも、彼女はそれをきっぱりと断ります。当時女性が再婚するということは、子どもたちをだれかの手に預けるということでした。マルゲリータはこう続けます、「私はこの子どもたちの母親なのです。たとえ、全世界の金と引き換えにでも、私は絶対に子どもたちを手離しません。」どんなことがあっても子どもたちを守り抜いた将来のドン・ボスコの姿が、ここに示されています。