大阪城の高みから聖母マリア様が
学園に集う全ての人を守り導いてくださるように
との願いを込めて名づけられた「城星学園」。
正門を入ると、そのしるしとして、幼いキリストを抱く聖母マリア像が私たちを迎えます。
正門左手に、静かにたたずむ小聖堂。
ここは、
校舎から聞こえる子どもたちの話し声や笑い声、元気な歌声や友達とはしゃぐ楽しそうな声、
全てを受け止めるひとつの大切な空間。
朝、ステンドグラスがつくりだす色とりどりの光に包まれたこの聖堂は賛美の歌にあふれ、
昼には、子どもたちや生徒たちの祈りの声が響きわたります。
夕には、一日の学びと出会いへの感謝の祈りが捧げられ、
明日も希望と喜びに満ちたものであるようにと願いながら一日が閉じられます。
人間や自然の力を超える方に頭を垂れ、
十字架上のキリストの像に目を注ぎながら、
喜びのときに、感謝の祈りをささげ、
悲しみに沈むときは、それを受け入れる勇気と立ち上がる心の強さを求め、
自分の進むべき道に迷うとき、心静かに考え、力を願う。
ここは、学園の毎日を支える祈りの場所。
学園に集う園児、児童、生徒、保護者、職員、卒業生、そして学園に関係する全ての人々に
「神さまはいつもあなたと共にいて、
あなたを愛し、
あなたの歩む道を照らしてくださる」
ということを静かに伝えてくれる場所。