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国語の連絡箱

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2012/3/9

三日坊主

 前回、更新を再開して3日頑張ったのですが、まさに三日坊主でしたね。この三日坊主という言葉、語源は諸説あるようです。興味のある人は是非、調べてみてくださいね。国語の勉強は言葉の勉強です。ただ、機械的に覚えても、日本語の豊かさに触れることはできないですし、すぐに勉強が嫌になってしまいます。そんなとき、語源や使い方などを一緒に覚えてみましょう。きっと、普段よりも楽しく、そして、印象強く心に残ると思いますよ。
 言文一致運動で有名な作家、二葉亭四迷、本名は長谷川辰之助と言います。そんなかれのペンネームは「くたばってしめぇ」という父親の言葉からつけられたと言われています。どうですか、二葉亭四迷の名前、覚えたでしょ。

2012/2/3

詩のあれこれ

 詩人の言葉は時代が変わっても色あせないものがたくさんあります。それは、受けとる側の心に響くからなのかもしれません。また、詩は声に出して読むことで、心の中に様々な感情を呼び起こします。声に出して読んだときに美しく聞こえるような言葉選びこそが、詩人の最も偉大な仕事なのではないかと、私は思っています。
 詩歌という言葉があるように、詩と歌はとても近い関係にあります。現代では、言葉とリズムやメロディーが一体となったものを「歌」と呼んでますよね。でも、きっと皆さんはもう一つ「歌」というものを知っていると思います。それは、短歌や和歌です。実は、和歌は作られた当時は特別な節(リズム・メロディー)がつけられていて、それに合わせて三一文字が詠まれていました。そうです、今の「歌」と同じものだったのです。
 最後にもう一つ、詩の楽しみ方をお話したいと思います。それは目で見て楽しむということです。詩集には紙以外の物を使ったもの、普通の本とは違う形をしたものなど、凝った作りの物が多いです。そして、詩の内容を視覚に訴えるものがあります。その代表に、教科書にも載っていることがあるので皆さんも知っているかもしれませんが、高橋新吉の「皿」という詩があります。皿という字を縦にいくつも重ねて書くことで、実際に皿が積み重なっている様子を表しています。詩を読むときは、心を自由にして、様々な角度から楽しんでくださいね。


 

2012/2/1

大阪の食べ物と小説あれこれ

昨日は中央区出身の作家、直木三十五についてお話しましたが、今日は大阪の食べ物と小説について少し紹介したいと思います。大阪の町は魅力的なようで、多くの作家が小説の舞台に選んでいます。そして、町以上によく描かれるのが大阪ならではの食べ物。そのまま、小説の題名にもなっているものもあり、例えば「夫婦善哉」や「鱧の皮」などがその代表として挙げられます。この他にも「天茶」(天麩羅のお茶漬けのようなもの)、「まむし」(うなぎのことですよ)、「ホルモン焼き」、「串カツ」などが小道具としていい味を出している作品がたくさんあります。残念ながら、私は「たこ焼き」が登場する小説を読んだことがないので、読んだことがある人は教えてくださいね。

最後に大阪の食べ物が登場する作品を紹介したいと思います。
織田作之助「夫婦善哉」
開高健「日本三文オペラ」
小松左京「日本アパッチ族」
他にもたくさんあるのですが、残念ながら現在では入手困難の様です。。。

2012/1/31

文学賞あれこれ

 先日、2011年度下半期の芥川賞と直木賞が発表されました。芥川賞受賞者の会見が話題になったので興味を持って見た人もいることかだと思います。この二つの賞、正式名称はそれぞれ、芥川龍之介賞、直木三十五賞といいます。芥川龍之介については、教科書に作品が載っていたりするので、皆さんもよく知っていると思います。
 では、もう一人の直木三十五については知っていますか?じつは、この人は城星学園がある中央区の出身なんです。三十五というちょっと変わったペンネームにも実は深い訳がありまして、このペンネームは年齢なのです。三十一歳の時に直木三十一でスタートして歳を加えるごとに増えていったのです。そして、三十五歳の時に、友人の作家である菊池寛に年齢をペンネームにすることを止めるように言われて三十五に落ち着いたそうです。
 この菊池寛こそが、現在の芥川賞、直木賞を創設した人なのです。彼は自分で作品を書く一方、現在も続く文藝春秋社を立ち上げ、作家の応援も積極的に行った人でした。 最後に、芥川賞と直木賞の違いを説明しておきましょう。芥川賞は純文学の新人作家に、直木賞は大衆文学(エンターティメント性の強い作品)の新人、中堅の作家に与えられると言われています。最近ではこの境界も曖昧になっていますが、何か本を読んでみようと思う人は、過去の受賞作もたくさん、文庫本にもなっているので読んでみてくださいね。

2009/3/2

「書く」という楽しみ

 城星学園の国語科では読書感想文コンクールの実施や外部コンクールへの参加など文章を「書く」ということを身近なものとするための取り組みを行っています。
 皆さんの中には文章を書くことが苦手だという人がたくさんいるのではないでしょうか。友だちとおしゃべりしている時は次から次へと言葉が飛び出してくるのに、いざ原稿用紙を前にすると、何を書いていいのか分からなくなる。そんな経験は誰にでもあるでしょう。
 話すときには相手の姿が見えているので、状況に応じた言葉を選び、相手に想いを伝えることができるのです。しかし書くときには直接相手の姿は見えません。そのことが文章を書くことを難しくしているのです。
 だから、文章を書く前には相手の姿をしっかりと思い浮かべて下さい。相手のことを考え、伝えたい想いがはっきりしたとき、言葉は自然とついてくるものなのです。
 そしてまた、文章は形にして残すことができるものです。自分のたどってきた足跡を振り返り、自分の成長を感じる。こういうことができるのも文章を書くことの楽しみの一つですよ。
 

 

2008/10/22

教科書の作家たち 太宰治編

 『走れメロス』や『人間失格』でおなじみの太宰治。学校で習うような作家の小説は難しいのではないかと敬遠していませんか。みなさんの中には既に教科書で『走れメロス』を読んだことがある人もいるかもしれません。どんな感想を持ちましたか。真面目でかたい話だなと感じた人がほとんどではないでしょうか。
 でも、作者の太宰治は意外と子どもっぽい一面も持った人なのです。自分の小説がある賞を受賞すると信じていた彼は、落選をきっかけに尊敬していた作家を大嫌いになるのです。その後はあちこちでその作家の悪口を言いたい放題。そんな太宰には『お伽草子』という短編があります。自分の子どもに昔話をアレンジして聞かせるというこの作品は、みなさんもよく知っているお話がもとになっています。その中の一つ「かちかち山」を紹介しましょう。登場するのは兎と狸。ただちょっと違うのは兎は若い女の子に、狸はおじさんに設定されているのです。狸のおじさんは、兎に気に入られよう頑張るのですが最後には泥舟に乗せられてしまいます。そして、最期にとても印象に残る一言を言い残します。興味をもった人は是非、続きを読んでみてください。文学作品だからといって、構えないで楽しい読書をして欲しいと思います。

この小説は新潮文庫で読むことができます。

2008/10/1

国語科の連絡箱を設置しました。

このページでは国語科についての様々な情報を発信していきます。
どうぞお楽しみに!

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