病の人は神への愛のために、
自分の不便を耐え忍び、
医者や両親の意見に従うことで、
十分な苦業を果たしているのです。

[No.42 くるしいとき]

Memorie Biografiche17,p394

解説

「人間が自分の実存を最も強く意識する時は、痛みを体験してい
る時だ」という哲学の言葉があります。痛みは、本人が自分で背
負うしかないのです。どんなに同情しても、痛みを体験している
人の痛みを他人が体験することはできません。すべてを分かち合
うことはできないのです。この厳しい過酷な現実、「孤独」を人
間は生きています。私たちは、信仰においてキリストの苦しみに
あずかることができます、時空を超えて、イエスの十字架の苦し
みに参与するのです。主の十字架にあずかっている兄弟姉妹を、
主ご自身が共にいて、支え、力づけてくださいますように。