現在と過去の記録 1999 2001 2002 2003 2004

更新 7月28日

オーストラリア研修(第1週)

日本語 /  英語(English)

第1週
7 7 7 7 7 7 7
20 21 22 23 24 25 26
第2週のページへ
第3週のページへ


7月20日(木) 前日


7月21日(金) 12:00、関西国際空港からオーストラリアのパースに向けて、国際コースの生徒39名と引率の教員3名が出発します。
現地では、マーセデス校での語学研修や交流をはじめ、3週間にわたって多くのプログラムが準備されています。
これから、日を追ってその様子を紹介していく予定です。



パース 大阪
最高 19 35.5
最低 10 27.1
天候  
 
7月21日(金) 出発の日


 日本から持ち込んだパソコンを使って、現地でインターネットに接続することができました。
早速、E-mailが送られてきました。現地からの報告です。

 

 

 39名の生徒が関西国際空港からパースへ出発しました。 シンガポールで乗り換えて、パースまで10時間の飛行です。シンガポールまでの機内ではくつろいで過ごせたようです。特に、民族衣装を着たフライト・アテンダントは生徒の憧れの的になりました。「先生、私、進路変更するわ。ここのフライト・アテンダントになる」と宣言する生徒もいました。

 シンガポールからパースへの機内では、長時間の飛行でさすがにぐったりしていた様子でしたが、 機内の窓から見えるパースの街の灯に歓声があがりました。「3週間って長いかな、短いかな」とこれから始まるパースでの生活を期待と不安まじりに想像する生徒もいます。ただ、今日はクラスで行動しているため「外国に来た実感がわかない」生徒がほとんどのようです。

 空港で荷物のチェックを受けた後、専用のバスに乗り込み ホテルに着いたのは午前2時過ぎ。

明日からはホームステイです。


パース 大阪
最高 19 35.4
最低 9 28.5
天候
 
7月22日(土) 2日目


 初めての週末です。今日から、いよいよホームステイが始まります。

 

 ホテルで遅い朝食をとった後、マーセデス・カレッジへ向かいました。 いよいよホストファミリーと対面です。 昨日は元気にはしゃいでいた生徒たちも、マーセデスに近づくにつれ、「ずっとホテルに泊まってたい」 「英語できひん(できない)のに、3週間もホームステイなんて無理」と弱気な発言です。
 マーセデスでは校長先生が出迎えてくださいました。 生徒の代表が挨拶した後、いよいよホストファミリーと対面です。

 生徒たちがいる部屋の扉の向こうに、迎えにきたホストファミリーが並んでいます。 生徒にプレゼントの花束を持って来ている家族もいます。 ホストファミリーが受け入れる生徒の名前をコーディネーターのヨシミさんに伝えます。 「○○さん」 生徒の名前が呼ばれる度に、生徒達から歓声があがり、 嬉しさとも緊張とも言えない面持ちの生徒がホストファミリーの元へ行きます。 抱きしめられたり、握手したり、キスされたり。歓迎の仕方はさまざまです。 その様子を残りの生徒たちは自分のホストファミリーが迎えに来てくれているのか不安な様子で、また羨ましそうに見ています。「私のホストファミリーはちゃんと迎えに来てくれるの?」 「最後に一人残って、ホストファミリーを待つの嫌や」という声も聞こえてきます。 しかし、その心配をよそに全員が滞りなくホストファミリーに連れられて帰宅しました。

 この週末を彼女達がどのように過ごすのか、月曜日に会うのが楽しみです。

 


パース 大阪
最高 18 35.0
最低 12 27.4
天候
 
7月23日(日) 3日目


今日は学校はお休みです。学校とパースの街についての報告がありました。

 

 生徒がこれから通うことになるマーセデスカレッジは150年の歴史を持つ女子高です。レンガ造りの建物の中には19世紀に建てられたものもあります。 中庭には150年前にアイルランドからやってきてマーセデス設立に尽力したシスター達の碑があります。その碑の向こうにパースシティの高層ビルが見えます。 オーストラリアの歴史を彷彿とさせる光景です。ここはまさに移民の国です。

 またマーセデスカレッジは、パースで中心となる教会の隣にあります。今日は日曜日。礼拝に来る人達がマーセデスを横切って行きます。 ここから2ブロックほど歩くと、もうダウンタウンです。パースは西オーストラリアで最大の街とは言え、難波や梅田の喧騒とは比べものに ならないほど、静かで穏やかです。ジュースやアイスクリームを手にショッピングを楽しむ人達。オープンカフェでくつろぐ人達。所々で大道芸人が自慢の腕を披露しています。

 

 ダウンタウンを抜け瀟洒な家が立ち並ぶ坂道を30分ほど歩いていくと、パースの街を一望できるキングスパークがあります。芝生に敷物を敷いて本を読んでいる人や、ベンチに座って景色を見ている人、サイクリングを楽しんでいる人と、思い思いの週末を過ごしています。ここで、生徒に会いました。ホストファミリーと散歩を楽しんでいたようです。元気そうな様子でまずは一安心です。

 明日は生徒からどんな話が聞けるのか楽しみです。


パース 大阪
最高 19 34.1
最低 9 28.7
天候 晴後曇
 
7月24日(月) 4日目


初めてのホームステイで生徒はどのように週末を過ごしたのでしょうか?
マーセデス校での授業が始まりました。

 

 今日から学校です。朝、ホストシスターに連れられて生徒たちが登校してきました。「週末どうだった?大丈夫?」 「バッチリ」 「想像していた以上にホストファミリーがやさしいねん。昨日はフリーマントルに 連れていってもらった」と、こちらが驚くほど元気です。ただ、言葉の壁は厚いらしく、「話しかけられても "Oh."とか"Yes."、"Thank you." としか返事できない」と言う生徒もいます。

 

このような報告だけではありません。中には浮かない顔をした生徒もいます。話を聞いてみると、洗濯物や食事、起床時間などの生活パターンがつかめないらしく、ホストファミリーに聞きたいのだけれど、英語では意思疎通がうまくできないので、 聞きづらいとのことでした。これはホームステイで誰もが経験することではないでしょうか。ホストファミリーは彼女たちを家族として受け入れているので、「お客さん」ではなくて家族の一員として扱います。例えば、ステイ先で「冷蔵庫の中のものは何でも自由に取っていいよ」と言われます。しかし、私達は「人の家の冷蔵庫に入っているものを勝手に取るなんて」と思ってしまいます。コーディネーターのヨシミさんいわく「日本人はステイ先で「何でも自由にしていいよ」と言われても、どうしていいかわからずにじっと座っていることが多い」そうです。生活パターンが見えてくると気持ちも楽になるのですが、始まってまだ2日、慣れない毎日です。ホームステイでの第一関門です。

 明るく振まっている生徒も自分の家が懐かしいようです。「バッチリ」と言っていた生徒も「土曜日にホームシックになってん。ホストファミリーが『家に電話かけ』って言ってくれてお母さんとしゃべったら涙が出てきた。そしたらホストファミリーが『家を離れたら寂しくなるのは当然や』ってヨシヨシしてくれた」と話してくれました。

 生徒はクラスの友達と一緒にいる時が一番ホッとするようです。ホストシスターとホームルームクラスの朝礼を受けたました。

 

 朝礼の後、英語のレッスンを受けます。今日はクラス分けのテストでしたが、日本では大嫌いなテストもここでは楽しそうに受けていました。テストは文章の空欄に適当な前置詞を入れるもの。4つの絵を見て、ストーリーを書くもの。そしてインタヴューテストです。明日からテストに基づいたクラスで英語のレッスンを受けます。
 昼休みは教室の外に出て、昼食をとります。マーセデスを訪れるのは今年で3年目とあって、マーセデスの生徒たちは気軽に声をかけてきます。 「お昼食べてたら、マーセデスの子が日本語の辞書を持ってきて、日本語を聞いてきた」という生徒もいれば、目元がラメで光っている生徒に「どうしたの、それ?」と聞くと「マーセデスの子が話しかけてきて、「これあげる」ってつけてくれた。それからこれももらった」と小さなバラの石鹸を4つ手に持っている生徒もいました。

 午後はダウンタウンに出て、切手やバスチケット、お土産を買ったりと自由な時間を過ごしました。


パース 大阪
最高 16 29.1
最低 7 24.6
天候 雨後晴
 
7月25日(火) 5日目


生徒たちが研修しているパースの冬です。雪は降ってはいませんが、朝晩は寒いようです。

 

 日本は猛暑のようですが、こちらは真冬。朝晩はかなり冷え込みます。今日はとても寒い朝でした。冷え込む朝は、晴れるそうです。案の定、日中の空は真っ青になりました。

 今日から英語のレッスンが始まります。教室に集まった生徒に先生が質問します。 

「よく眠れましたか?」
「イエ〜ス」

生徒が声を合わせて答えます。

「たくさん食べましたか?」
「イエ〜ス」
「日本の家が恋しいですか?」
「イエ〜ス!」

 最後の質問にはひときわ大きな答えていました。しかし、昨日ほど表情は暗くありません。だんだんとステイ先に慣れてきたようです。

 午前に英語のレッスンを受けた後、午後からは マーセデスの授業に参加しました。 ビジネス、被服、調理実習、クラフト、メディア、コンピューター、スポーツのクラスに分かれて参加しました。メディアの授業では大きなカメラを肩に担いで、校内を取材してまわります。クラフトでは今週の金曜日にマーセデスで開かれる美術の展示会に出す絵に色をつけます。ビジネスのクラスではコンピュータを 使って、名刺をつくりました。

 余り言葉の要らない授業とは言え、先生の説明は理解しづらかったようですが、それぞれに楽しい時を過ごしました。

スポーツの授業(バドミントン) クラフトの授業
メディアの授業 コンピュータの授業

パース 大阪
最高 16 33.0
最低 6 23.2
天候
 
7月26日(水) 6日目


現地からの報告が届きました。

 

 今日も寒い朝でした。生徒は登校するなり、ステイ先での出来事を披露し合います。 「昨日、一人でバスに乗って帰ったら道に迷った」 「夕食におそうめん作った」 「リビングでテレビ見てて、英語を一生懸命聞いてたら、意識が朦朧としてきて、お父さんに ”Are you OK?”って 聞かれた」 中には「昨日は泣かなかった」と言う生徒もいます。

 一通り話した後、ホストシスターと一緒にHR教室で朝礼を受けます。そこで、今日、誕生日を迎えた生徒がマーセデスの生徒に祝ってもらったそうです。オーストラリアで迎える17歳はどんな感じがするのでしょうか?

 今日は午前、午後とも英語のレッスンです。ここではリスニングやライティングよりもスピーキングに重点を置いたレッスンを受けています。

 ランチタイムは中庭やテニスコートでホストシスターとお弁当を食べて過ごします。ここのランチボックスは日本のお弁当箱とは違って、中にサンドイッチ、りんごなどの果物、飲みもの、お菓子を入れるので、とても大きなタッパーといった感じがします。 お昼はサンドイッチが一般的ですが、ピラフを作ってもらっている生徒もいます。

お腹いっぱいになった後、英語のレッスン再開です。

 


このページのトップへ
第2週のページへ
第3週のページへ