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更新 8月4日

国際コース

オーストラリア語学研修(第1週)

第1週
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7月28日(水) 1日目

 いよいよ出発の日がやってきました。10時の集合時間に向けて生徒たちが関西国際空港へ集まってきますが、楽しそうな表情の中にも未知の世界へ旅立つ緊張感が漂っています。
 校長先生、学園長先生の挨拶に続き、3週間のオーストラリアでの安全と研修の成功を願って、皆でお祈りをしました。
 これからシンガポールを経由してパースには23:45(現地時間 日本との時差は-1時間)に到着する予定です。明日は、パース市内を観光した後、夕方にホストファミリーと対面し、ホームスティが始まります。

 今回の語学研修は本校として6回目のものになりますが、今までの経験に基づき、生徒たちがより積極的に研修ができるよう、いくつかの点で新しい試みを取り入れています。
 このホームページでは現地からの報告に基づき、これからの3週間の様子をお伝えしてしていきます。


 朝9:00。集合時間前1時間でしたが、家族に囲まれて少々緊張気味な生徒たちの姿がすでに関空のあちこちに見えています。様々な準備を終えて、いよいよ本番です。受付を済ませ、10:40。校長、学園長の激励の言葉、お祈り、諸注意が終わり、一連の手続きを通って搭乗。三週間も親元を離れて海外へ旅立つ初めての体験は不安ですが、きっと実り多い期間だという先生や先輩たちの言葉に励まされて出国。「お父さん、お母さん、行ってきま〜す」予定通り12:00飛行機は関空を離陸し、シンガポール経由でオーストラリアへ。機内でも「hello!」一見日本人の顔をしたスチュワーデスに声をかけられ、イングリッシュデーを思い出しては返事します。実は機内食も大変楽しみにしていた嬉しい体験。シンガポールでは乗継のため約1時間ばかりの待ち時間を持った後、夕闇の中を今度こそパースに向けて出航。パース市街の灯が美しく映えて見え始めた頃はとうに23:00を回っていましたが、機内は沸き立ち始めました。23:40、遂にパース空港に着陸。Mr.Sheneのお迎えを受けて一路パース市内、ホテルへ。ベッドに入ったのは夜中の2時過ぎ。「世界で最も孤立した最も美しい街」と愛でられたパースでの初日の夢はどうでしょうか?

 





7月29日(木) 2日目

 予報では雨のはずが、美しい青空とピンと張った冬の空気。とてもすがすがしい朝で初日がスタートしました。 今日はバスでパース市内、周辺地域の観光。三週間の生活の場の簡単な紹介です。平和を祈念した永遠に燃える火やモニュメントが置かれる広大な キングスパーク。絶景のこの丘ではパースシティを背に集合写真も撮りました。さらさらの真っ白な砂にエメラルドグリーンのインド洋。 コテスロービーチでは皆裸足になって戯れました。冬のはずなのに・・・。海岸沿いに並ぶ店のピザでお腹を膨らませた後に、黒鳥の湖、 レイクモンガーで野鳥や黒い白鳥(?!)に餌付け。何だか夢のような一日でした。そして・・・、そろそろ授業終了のMercedes校へ向かいました。 さぁ、いよいよファミリーとの対面!「わぁ、どうしよう。」「ドキドキするわぁ。」門に入るとコール教頭先生に迎えられました。 授業終了のベルと共に下校する生徒たちのうちからホストシスターが集まってきます。外からはホストファミリーのお迎えの自動車が続々と入ってきました。 「〜さん」名前を呼ばれるたびに「おぉ」「わぁ」と歓声があがります。はにかんだ笑顔と握手、いきなり抱擁された腕にすっかり安心した顔、 その明るい声の中を一人、またひとり、と車に乗り込み分かれていきます。「いってらっしゃ〜い!see you!」いよいよ、ホームステイの開始です。 満面の笑顔にエールを送りあいながら、無事第一日が終了。明日から英語研修が始まります。 




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7月30日(金) 3日目

 昨晩遅くから降り始めた雨は、まだ登校時も降り続けていましたが、オーストラリアの人々はあまり雨を気にしないのか雨に濡れて 歩く人の方が多く見られます。梅雨、時雨、霧雨、春雨、五月雨・・・と種類の多い日本の雨とこちらの雨はどうも違うようでもあり、風土の違い、 感性の違いを感じさせられましたが、登校してきた生徒たちの顔を見てもやはり早速それを体験したようでした。たった一晩なのに一年間も 会っていない人との再会かのように城星の制服姿があちこちで抱擁しあっています。早いようですが、「日本の家族のありがたさをしみじみ感じた」 としんみりと報告する者もいました。自立、自立・・・。
 8:25、ホストシスターのホームルームに入り、その後、研修センターで教頭のCole先生に よるオリエンテーション。これには12年生(高3)と11年生(高2)の生徒が協力してくれました。城星からは代表で西口さんが「よろしく お願いします!」と城星学園の紹介をあわせて挨拶しました。Mercedesの生徒たちが各班をキャンパスツアーに連れてくれました。初めての Morning Recess(休憩時間)には外気を吸いながら庭に座って談話。
 その後、いよいよ英語研修の開始です。研修はJacqueline先生とChristel先生 という穏やかな女性講師によって行われます。何しろすべてが英語。静かに集中して答えていきます。個人面談も行われました。皆真剣で、 本日は先生から「VeryGood!」と〇印。これが続きますように・・・。今日は、午後からシティの自由行動の予定のため、慌しく昼食を済ませましたが、 これまた初めての昼食でMercedesと城星が入り混じった庭はひときわ活気に満ちていました。
 午後の自由行動では、1時間程のわずかな時間でしたが 粋な街並に皆興奮気味、というわけで本日のスケジュールも無事終了。明日から二日間家族と過ごします。ホストシスターと帰宅する生徒たちの後姿は 不安だけれどちょっとワクワクする、そんな様子。さぁ、週明けが楽しみです。See you Monday!

↑ 教頭のCole先生 ↑ キャンパスツアーに協力してくれたMercedesの生徒
↑ キャンパスツアー
↑ 初めての英語研修


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7月31日(土) 4日目

 今日は朝から冷え込んでどんよりした空模様。生徒たちは一体どうやって過ごしているのか、いろいろ想像を巡らせています。必要あって電話してみると 「彼女は娘と一緒に映画館よ。」と明るい元気の良いホストマザーの声が聞こえてきて安心しました。きっと今日、明日、家族との素敵な時間を過ごすのでしょう。 …ということでこちらはパース市内のご紹介パートTを。”自然と文明が上手に融合した理想郷”と紹介されるほどここの街並には趣きがあります。落葉した枝に実だけを 残して風に吹かれるマロニエや節くれだった幹に生茂った深緑の葉を蓄えてそれだけでも歴史を物語る太い木。その街路樹の前に林立する近代的な高層ビルが違和感なく 共存しています。パース到着の夜中に宿泊したAmbassadorホテルを北にビルの間を少し降ると水量豊かなスワンリバー、丘陵がかった南手を上り詰めたところには、 19世紀に建立された聖マリア大聖堂(司教座聖堂)その前にMercedes校があります。丁度、城星と同じような感じです。大聖堂の正面から出て真っ直ぐ降っていくと 昨日、生徒たちが自由行動をしたPerthCity。さすが休日とあって昨日以上ににぎやかです。中心のForestPlaceに人垣が出来ているので何かと思うと大道芸人です。 しばらくすると道の角でジャズピアノ演奏。アジア系の顔、アボリジニ、ヨーロッパ系、金髪、黒髪、赤髪、英語、日本語、中国語…とさまざまです。 店は夕方7時頃までにはほとんど閉店。ただし(金)はHappyFriday。遅くまで開店しどこもいっぱいです。中心街は道路と道路の間の縦横にモールとアーケードが張られて います。物の大きさはどれもビッグ!特に食事は生徒たちもまさに”ビッグ”り状態…。けれどもオーストラリア人の”大きさ”は物心両面に及ぶことを生徒たちは たぶんこの三週間で体験してくれることと思います。午後は昨日と同様、すっかり晴れ渡った青空にパースの人々の陽気な声が響いていました。 その中に生徒たち32の声も明るく協和しているはずです。明日は日曜日。全員カトリック信者というMercedesにとっては大切な日です。 生徒にはまた新しい体験の一日となることでしょう。





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8月1日(日) 5日目

 パースの冬は冷涼で雨が多い、地中海性気候の特徴そのままで、今朝もあまりはっきりしない空模様に風に混じって間歇的に降る雨が窓ガラスに当たっています。といっても、凍えるような寒さでもなく冬の昼間の平均温度は18℃。それでもパースの人たちにとってはかなり寒いらしく「大丈夫。もうすぐ春が来る」と楽しみにしているようです。
 今日は日曜日で、パースのあちこちの教会に礼拝のため集まる人々が見られます。今日は教会について。Mercedes校前の聖マリア大聖堂でも日に何度かミサがたてられ美しい鐘の音が響いています。Mercedes校のすぐ横にある聖ヨハネ聖堂という小さな聖堂は、司教座聖堂である聖マリア大聖堂の前身のようでパース入植後、最初のカトリックの聖堂です。9:15からのミサ前には小さいながら既にたくさんの人が静かにひざまずいて祈っていました。日本では最近はもう少なくなってきた「跪き台」が古いパースの聖堂にはちゃんと残っています。更に驚いたのはここの教会では、もう公的には行われていないラテン語のミサの形式が使われていました。しかも40年ほど前の形そのままで会衆を背に祭壇に向かって祈る「背面ミサ」形式です。同じ地域で違う形のしかも新旧両式が公的に使われているなどというのは日本では考えられないのですが、移民の多いオーストラリアではこちらの方が普通なのでしょうか。父母、祖父母更に曽祖父母の時代に遡ってイタリア、イギリス、フランス、ドイツ、中国、ベトナムから来た…と、たずねてみるとお国は様々です。彼らにとっては宗教が一つに結ぶものでもあったのでしょう。その他、聖公会やプロテスタントの各教派の教会など教会堂は街に散在しており、それぞれがルーツの違いを越えて人々の精神的な拠り所、要となっています。
 そういえば、昨日の夕方、PerthCityの街角に建つ聖ジョージ教会の正面に三人の若者がギターを手にゴスペルソングを歌っていました。陽気なパースのもう一つの顔でした…。

 さあ、いよいよ明日からまた一週間が始まります。生徒たちの方は、どんな顔をして集まってくるのか楽しみです。


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8月2日(月) 6日目

 昨日の雨に道端は濡れていたものの陽の光が一週の始まりを祝福してくれました。本日は、英語研修の後、予定を変更して「パース動物園」へ行くことにしました。オーストラリアの独特な自然とその中で生きる動物たちを見ておくこともオーストラリアの理解のため大切だと考えたからです。
 登校してきた生徒たちは皆興奮しながら、口々に二日間のことを報告してくれました。映画館、ショッピング、水族館、パーティー、水泳…。それぞれ日本とは違った週末の過ごし方だったとのこと。ほんの二日間だったのに城星の仲間とはやはり再会が楽しみだった様です。生徒たちは各自、その日の出来事や気持ちなどを記録したノートと日常の中で発見したオーストラリアのことを記録する「発見ノート」を提出することになっています。この数日間でオーストラリアとの出会い、ホストファミリーとの出会い、自分との出会い、そして日本の家族との出会いを体験しました。繊細な日本とはまた異なる、懐深いオーストラリア、不安だった自分をしっかり抱きしめて迎え入れてくれたホストファミリー、新しい環境の中で改めて知る自分の姿、そしてその中でもっとも感じるこれまでは極当たり前のようにしてきた日本の家族。一つひとつが大切な出会いだと感じています。
 英語研修の時間はとにかく集中!11:40、授業を終えてバスに乗り込み、パース動物園へ。これまではTVやガイドブックでしか見たことのなかったコアラ、カンガルー、エミュー、ウォンバット、ワラビー、体の色はまるでオーストラリアの大地のよう。生徒たちは班で大自然のすごさを体感し、感動していました。野鳥と戯れたり、カンガルーに触ったり。ちなみにコアラは、やはり全部・・・ねてました。2時間ではとうてい巡りきることのできない大きな動物園でしたが、オーストラリアの自然を満喫した午後でした。バスに乗り込み、ホストシスター待つ学校へ。

 明日の午後は、スポーツ交流。生徒たち、大歓声です。国を越えて一つのスポーツに興じる高校2年生。考えただけでも嬉しくなります。とりあえず今日のところは無事お開き!です。 
 

↑ Mercedesのクラス朝礼に参加 ↑ 英語研修を受けているMercedesの
隣にあるカトリックセンター
↑ パース動物園にて

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8月3日(火) 7日目

 今日は朝から晴天で、美しい青空が広がっていました。いつものようにHR。その後、Mercedesの生徒10名と一緒に城星の生徒たちがセンターに 入ってきました。今日の英語研修ではMercedesの生徒たちをグループに迎えて一緒に会話形式で授業が進められました。授業にしろ日常会話にしろ、 はじめはオーストラリアの生徒たちの体格の大きいことや大人びた感じに圧倒されていましたが、やはり同じ年齢の話題は万国共通のものがあるようで 日が経つにつれ少しずつ馴染んできた様子です。先生の提案で午前中の授業はレセス(朝の休憩時間で25分)の時間を少し多めにとることにして Mercedesの1コマ(55分)を2コマずつで授業が行われることになりました。生活に慣れるのに少々疲れ気味の生徒も中にはいますが、まだようやく 一週間経った頃です。焦るな、焦るな、と言うとにっこり頷いて校庭の方へ走っていきました。

 昼食後は更衣室で着替え、久しぶりの体育の授業。Mercedesの高校2年生とのスポーツ交流。紫の体操着が、緑のジャージと白・黄・赤のシャツの ユニフォームに混じって走り回っています。ウォーミングアップには、体育館とその外にあるテニスコートに大きく輪を描いてビートのきいた音楽の中で 縄跳びや踊り、ボールを使ったり、走ったり、とにかく物凄い勢いで動き回っています。「えぇ〜、何これぇ」と叫びながらMercedesの生徒とワイワイと 楽しげにエネルギーを発散させていました。縄跳びの二重跳びをしてかなり感動されて「わぉー、凄いよ!」と感動をされて照れくさそうに笑っていた 城星っ子もいました。先生は4,5人が各所に分かれて指導しています。
 後半は、体育館の裏手にある運動場に広がっての競技です。チームに分かれて縦列を組み、体で山と谷のハードルを作りそれを越えてチームで ゴールインするというものとボール渡しでゴールインするという体育祭を思わせる種目でした。Mercedesは城星とほぼ同じ規模の中高一貫校の 女子校ですが、総合学園ではないので運動場もさほど大きくはありません。運動場がこじんまりしているので逆にとても盛り上がって愉快でした。 日本と反対側の半球にあるパースの一角。猛暑の日本と逆さまの冬空の下で日本とオーストラリアの高校2年生がこうして体をぶつけ合ってスポーツに 汗を流す様子はとてもさわやかに見えました。違いを越えてスポーツで一つになろうというオリンピックさながらの午後のひと時でした。
 
 明日は日本文化紹介の日で、朝から忙しい日になりそうです。
 

←↑  午前中の英語研修


 ↓   午後のスポーツ交流


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